トップメッセージ

変化の時代に。
エンジニアとしての醍醐味が
味わえる舞台を提供します。

代表取締役社長
肥川 哲士

変化の時代に。
エンジニアとしての醍醐味が
味わえる舞台を提供します。

「アプリケーションとLSIの知識の融合」でお客様の課題を解決し続けてきた独自性。

メガチップスが創業した1990年当時、日本の大手電機メーカーは半導体、なかでもDRAMに力を入れていました。DRAM生産がピークの頃は、世界の約8割のシェアを日本が占めていたほどです。しかし、DRAMはいかに早く安く量産できるかが重要であり、設備投資が勝負を左右する世界。また、日本のメーカーが築き上げた製造ノウハウは標準化されるなかで装置メーカーに移りました。そのため、1990年のバブル崩壊で景気が悪化して設備投資を抑えた隙に海外企業が最新設備に大型投資を行い、一気に追い抜かれてしまったのです。

その後、日本の各メーカーはシステムLSIへと舵を切りましたが、そこで行き詰まってしまいました。なぜなら、システムLSIは、お客様がどんな最終製品・サービスをつくりたいのか、どんな課題を解決したいのかがすべての起点になるからです。

私たちメガチップスは、研究開発に特化し、「LSIを使っていかにお客様の困りごとを解消するか」に知恵を絞り続けてきた会社です。製品の企画から市場に出すまでには3~5年かかりますから、そのときに市場ニーズがどう変わっているか、どんな競合製品があるかなども想定する必要があります。企画段階からお客様と私たちの知識を結集させ、一緒になって構想を練るわけです。

メガチップスは、そうした幾多の経験を通じて、機器内部のアーキテクチャや、製品・サービス実現に向けた課題・解決手法など、アプリケーション(用途)に関しても豊富な知識を蓄えてきました。それこそが、まさに「アプリケーションとLSIの知識の融合」。チップとアプリケーションの両方を知り尽くしていなければ、絶対に良いものはつくれません。そこをブレることなく追求し続けてきたのが、この会社の独自性であり強みだと確信しています。

そして今、メガチップスが重点的に力を入れているのが、通信インフラ、FA(Factory Automation)などの産業機器分野です。これらの分野で世界レベルの競争力を維持するためには、優れたマーケティング力に基づく最先端の半導体が求められます。幅広いお客様の課題を解決してきた研究開発力をベースに、個々のお客様はもちろん、社会の課題や要請に広く応えるLSIづくりに挑戦しています。

挑戦の歴史を歩んできたメガチップス、その先の未来を描いてほしい。

これまでのメガチップスを振り返ると、改めて挑戦の歴史だったと感じます。日本初の半導体分野のファブレスメーカーというユニークな存在であり続け、お客様とともに5年先の製品を考える。そんなDNAを持つ会社ですから、社員もチャレンジスピリット旺盛な人ばかりです。若いエンジニアでも、国内外を問わず責任ある仕事にどんどんトライしています。

あなたは、どのような未来を描いているでしょうか?めまぐるしく進化し続ける今の時代だからこそ、私たちのLSIでもっと素晴らしい未来をつくれるはずです。メガチップスのエンジニアたちは、そんな夢の実現に向かって目の前の仕事に真摯に取り組んでいます。高い志をもって世界を変えていく――そんなチャレンジ精神に溢れる人材を心からお待ちしています。

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