学生時代
 ／ プロフィール

幼いころから大好きな数学を専門的に学びたいと考え、学部では数学を専攻していました。入学当初は教員の道を考えていましたが、IT分野で活躍するエンジニアへの憧れもありました。数学科でもエンジニアとして活躍できる道を模索する中で、暗号は数学によって支えられていることを知りました。そこで大学院では工学部に進学し、暗号の研究を行っていました。

Interview

入社動機、入社の理由は？

暗号や数学と半導体の関連性を知ったことがきっかけ

大学院ではメガチップスより奨学金を受給しており、研究の進捗状況を定期的に報告していました。興味をもったきっかけは、担当者の方から、私の研究テーマの暗号分野はLSI開発を行う競争力になっていることを教えていただいたことです。その言葉があるまで、暗号がLSIを支えていることを全く知らず、今でも衝撃を鮮明に覚えています。仕事でも暗号分野に関わりたいと考えていたことから、入社を決意しました。

現在の仕事内容は？

ハードウェア開発、セキュリティ関係の学会への参加、特許検討

セキュリティに特化したハードウェア開発を行う部署に在籍しています。
開発業務と並行して、セキュリティ関係の学会への参加や、特許検討等も行っています。大学院では研究だけでなく、暗号やセキュリティについて幅広く学んでいたので、業務で今までの学びが生かされていると感じます。一方、ハードウェア開発は初めてなので、先輩方に教わりながら日々の業務を進めています。

自己研鑽を通して得たものは何ですか？

得た知識がチームの開発に生かされている喜びです

開発はチームで行っており、扱う技術要素も多岐に渡ります。そのため、学会参加や自己研鑽で暗号やセキュリティについて幅広く学び、学んだことはチームメンバーにも伝わるように説明することを大切にしています。自分の成長がチームの開発に生きるときはとても嬉しく感じますし、学習へのモチベーションへも繋がります。学ぶことに肯定的で、若手の意見も尊重してくれる社風だからこそ得られた喜びですね。