モノづくり
パートナーシップ
通信・AI分野などの最先端分野への出資や業務提携により、付加価値の高い製品やサービスを提供します。
メガチップスは、1990年に日本で最初のシステムLSIのファブレス企業として誕生以来、独自技術(テクノロジープラットフォーム)と外部より獲得した技術・ノウハウとの融合で、高い付加価値を創造してきました。
通信・AI分野は、急速な革新によりさまざまな産業で新たな技術が求められ、社会に変革をもたらすものと期待されています。
広範かつ多岐にわたる事業・開発活動によって育んだ当社の独自技術(テクノロジープラットフォーム)と独創的な最先端技術、発想力を有する海外機関と緊密に連携して獲得した技術・ノウハウを融合させることで、より付加価値の高い製品やサービスの創造に取り組み、世界トップレベルのソリューションを提供していきます。
2021年、新たな可能性を追い求めて、米国CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンドを設立しました。通信・AI分野などの最先端分野への出資や業務提携により、新たな事業の創造を加速させています。
創業以来、飽くなき挑戦心を武器に、半導体の常識にとらわれない独創的な挑戦を続けています。
パートナーシップ契約企業
Morse Micro社
オーストラリアのMorse Micro社と協業を行い、高速かつ低消費電力で広範囲に繋がるWi-Fi HaLow™ソリューションを武器に、市場成長の推進、新しいソリューションの創造、早期の市場参入戦略に取り組んでいます。
ターゲットアプリケーション
ビデオ、ホーム&ビルディングオートメーション、小売・物流、アクセスポイント・ホームゲートウェイ、コンシューマー向けIoT、モバイル機器、自動車などのさまざまな産業機器分野への組み込みを目指しています。
活用事例
Quadric社
Quadric社は独自の「Chimera GPNPU (General Purpose Neural Processing Unit)」を開発し、センサーの種類を選ばずに高速演算を提供できます。
既存のAIエンジンはニューラルネットワークのみに高速演算を施し、前処理や境界線処理などをホスト側に任せることが通例ですが、Quadric社の技術はニューラルネットワークの演算に加え、前処理や境界線処理などもひとつのハードウェアで高速に演算できます。
あらゆるデータ処理を包含する独自性により、アプリケーションを選ばず今後生まれてくる新しいニューラルネットワークにも対応できます。
特徴
- 低消費電力と精度を両立できるスケーラビリティ
- AIパイプライン処理のあらゆる工程を高速化
- AIモデルの進化に対応できる柔軟なアーキテクチャ
- シリコン実装を踏まえたIP
- ソフトウェア開発キットを提供可能
アプリケーション
- AI推論
- データの前/後処理
- 画像処理
- 信号処理経路の組み換え
BrainChip社
BrainChip社はエッジアプリケーションに適するニューロモルフィックプロセッサを開発しました。データのスパース性を利用しており、演算性能に影響を与えずに低消費電力性を実現しました。フットプリントも小型になり電力消費の少ない大規模アプリケーションに最適なソリューションです。
メガチップスの開発チームは、BrainChip社のトレーニングでソフトウェアとハードウェア技術を習得しているため、ともにお客様の製品でBrainChip製品の評価を実施します。
メガチップスは、ハードウェア、ソフトウェアSDKのライセンス、ニューラルネットワークモデルのコンサルティング、シリコン実装の最終デザインといった製品開発のすべてのサイクルにおいてお客様をサポートします。
特徴
- 低消費電力: μW ~ mW
- オンチップ学習: クラウドでの再学習不要
- システム開発を全面サポート
- シリコン実装を踏まえたIP
- ソフトウェア開発キットを提供可能
アプリケーション
- キーワードスポッティング
- 常時モニタリング
- 年齢認識
- 人物/物体分類